2015年10月2日金曜日

Myオサレ参考書Vol.1 ~『チープ・シック』~

中学生のころから海外の人のファッションに興味津々だったワタシ…。

「パリジェンヌ」とか「ミラネーゼ」とかのスナップ特集があると飛びついて買っていたもんです…。

今も興味はあるのですが、最近見かけるスナップは、なんというか、オシャレすぎてw、

「…ちょっと違う。」と思ってしまい、購入に至らないことがほとんど。

オシャレすぎるって、妙ですけど、私が一番ハマって追っかけてた頃のスナップ特集って、

もっと普通だったんですよ。

普通なのにかっこいい、普通なのにシック、そこがステキで

まじまじと観察してしまっていたのですね。

その頃の雑誌の切り抜きとか、まだ持ってますもん。

何年前のだw?20年は経過してそうだけど、今見てもステキだな、と思います。


さて、そんな私がたびたび開いてしまうのがこちらの本。

その昔、妹が購入していた雑誌「オリーブ」で、発見しました。

確か、ミュージシャンの嶺川貴子さんが、ご自身のお気に入りとして紹介していたと思います。

















チープ・シック お金をかけないでシックに着こなす法』 草思社 刊
カテリーヌ・ミリネア+キャロル・トロイ 著
片岡 義男 訳
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なんと初版が1977年!(アメリカ本国の初版は1975年だそう!)

私が持っているのは、2000年発行の10版目です。

細々とロングセラーを続けているのがわかりますね。

この本をオリーブで発見した当初は、どうも絶版らしかったので(たぶん。うろ覚えですけど。)、

実際に手に入れたのは、発見からずいぶん経って、社会人になってからだったはず…。


内容をざっくりご説明すると、「自分の生活の基本になるような、

質の良いベーシックな服や小物を揃えつつ、

アンティーク(ヴィンテージ?)やスポーツウェア、民族衣装など、様々な要素を取り入れて、

自分独自のスタイルを作ったらどうでしょう?

流行に流されることがファッションなんじゃあないんだよ」

という服装哲学が語られています。


私がむさぼるように見ていたファッションスナップのスタイルと、共通するところが多くて、

買った当初は、何度も何度も繰り返し読んでは、

このセンスを、どうやって自分の持ち服に反映させるか、研究しておりました。


この本と出会ったおかげで、なんとなくぼんやりとしていた自分のファッションに対する好みや、

こうしたい!という意思がくっきりしたような気がしています。



私が特に気にっているページを紹介しますと…















洋服にお金かけられない学生さんが、自分のスタイルづくりについて語っている記事です。

私がこの本を手にしたのは、社会人になってからですが、この子と年代が近い方だし、

お金がないのも同じということでw、よく拾い読みしてました。

この写真の白シャツ+デニムパンツもかっこいいです!

袖のまくり方とか、アクセサリー使いで、ベーシックな組み合わせも、

彼女オリジナルの着こなしになってるのがいい!

他にも様々な人たちが、自分のスタイルについて説明しているページがあるのですが、

どれもその人オリジナルのもので、大好きな記事です。

















こちらはフランスの宝石屋さんのスモックだそう!

これ、すごく可愛くないですか?!手に持ったハットもいい感じだし!

今となっては、自分には似合わないのがわかるんですけど トホホ(´д`)

当時は、似た感じの薄手のコートを手に入れて着てましたね~。

似合う・似合わないより、「着たい!」という情熱の方が勝ってたのですね…。

















二枚とも好きなスナップなんですけど(となりの怖い赤ちゃんでなく…)、

帽子の女性は、おそらく、先ほど紹介した写真と同じ女性。

宝石屋さんのスモックに手編み風のベストと乗馬用ジャケットを合わせています。

この写真では写ってないんですけど、足元はブーツです。オシャレですよね~!

となりの毛皮の女性もかっこいい!

同一人物らしいんですけど、ぜんぜん雰囲気違いますよね。

私は毛皮は着ない(着られない?)ですけど、こういうゴージャス系や、

逆にカッチリ系のコートのカジュアルダウンの仕方として、参考になります!


まだまだ熟読したくなるような記事がいっぱいあるのでw、

もしご興味がありましたら、ぜひぜひ読んでみてください!

海外スナップが好きな方、自分のワードローブをスマートにしたい方には、とくにお勧めですっ!




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