2015年9月24日木曜日

**★天秤座は優柔不断か?★**.・

昨日、天秤座的アクセサリーをアップしたので、続けて天秤座ネタです。

と前置きしつつですが、天秤座さんだけなく、
皆さんは占い本やネット、雑誌の占い特集なんかで
「アンタの短所はコレ!」と書かれているのを見てガッカリしたことはありませんか?

「牡羊座は自己中で喧嘩っ早い」とか「牡牛座は食いしん坊でシツコイ」とか…
(牡羊座の方、牡牛座の方、ごめんなさい。あくまで例ですんで…)

悪意しか感じられないような書きぶりも少ないない気がします…。

例えば、私は双子座なんですが、大抵「あきっぽい」とか「気分屋」とか、
果ては「プレイガール(死語)」とか書かれてて、いつも軽く「イラッ」していました。

「いました。」と過去形なのは、占星術の勉強を始めてから、
そういった記述の本当の意味を理解し始めてきたからです。

そういうわけで、占い記事の各星座の短所について、
私なりに気づいたことを皆さんとシェアしていきたいな、と思います。
そうすることで、皆さんの「ガッカリ感」を、「なーんだ、そういうこと?
もっと別の言葉を選んでよ、も~(-ε-;)」くらいの感覚にできたら、嬉しいです(^^)


で、今回は天秤座の短所ですが、よくあるのが「優柔不断」「八方美人」でしょうか?

大まかではありますが、西洋占星術のロジックで読み取ってみたいと思います。
まず、天秤サインは以下の性質に分類されます。

① 2分類(男性or女性サイン)では ⇒ 男性サイン
② 3区分(活動宮or不動宮or柔軟宮)では ⇒ 活動宮
③ 4元素(火or地or風or水)では ⇒

①の2分類ですが、男性サインは「外向性」、「自らを積極的に外に打ち出す傾向」を意味します。
(女性サインは、「内向性」、「内面性の充実」や「深い思考」などになります。)
ちなみに、男性サインだから、「男っぽい」とかいう意味ではないですよ~。
紛らわしいですが、あくまで単なる名称です。(^^)

②の3区分の活動宮は、「自ら行動を起こす」とか、「旗振り役」などを意味します。
(大まかに、不動宮は「継続、物事を形作る力」、柔軟宮は「物事への柔軟な対応力」です。)

③の4元素、風サインは「理性」「情報・コミュニケーション」「流通」などを意味します。
(火は「精神性、情熱、インスピレーション」、地は「感覚、現実、実際性」、
水は「情感、感情の交流、一体化」などを意味しています。)

ざくっとまとめると、天秤座の大まかな傾向は;
①自分の考えを積極的に表に表現し、③理性に即した豊かなコミュニケーション能力を
駆使して、②物事の先頭に立って活動する。
という感じになります。

これだけ見ると、特にネガティブ要素は見当たらないと思いますが、何事も表裏一体…。
なぜ「優柔不断」「八方美人」になってしまうか…。

前回も書いたのですが、天秤座は理性をもって調和を図るサインです。
ちょうど天秤そのもののように、事実関係を取り上げて公平に判断しようとします。

もしも、条件が同等の物事が複数あったとしたら、何を基準に判断したらいいのでしょう?
…めちゃくちゃ悩ましいですよね。
「好き・きらい」という感情を持ち込めば、ずいぶん楽に判断できることもあるでしょう。
でも、天秤座はそれをしないのです。
天秤座の「優柔不断」「八方美人」さは、客観的に判断しようと、懸命に思考していることの表れなのではないでしょうか?

対人関係での積極性と、理性に基づいたそつのないコミュニケーション能力は、
社会で生きていく上での強力な武器だと思います。

天秤座さんは、どうかそのことを忘れないでほしいな~と思います。(^^)

今日はかなり長かったですね(^^;)
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!
来月はさそり座さんについて書きたいと思います。

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